『UFO手帖』に寄稿しました

昨日、感想のツイキャスをしました。
一応録画を残してあります。
ご覧になりたい場合はこちらをどうぞ。(リンク先はツイキャスの録画です)
また、同人誌についての詳細を知りたい方はこちらをどうぞ。(リンク先はSpファイルの公式サイトです)

と、いうようなわけで、いらすとやさんからそれらしい画像をお借りして参りました。
しかしこれ、あれだ、中学生の時家庭科の授業で作ったろうけつ染めのブックカバーに書いたUFOの絵と似てる。
なんだろう、もう、私の全てはあの頃に決まっていた感がひしひしと致しますねえ。怖いわあ、人生って。

さて、感想ツイキャスをやったのなら、とりあえずいいたことは終わってんじゃないのかと思っていたんですけど、今朝起きてツラツラ反省しながら昨夜のことを考えておりましたらば、言い忘れたことがあったな、と。
ま、たいした話じゃないんですけども、こう、なんつーか、メディアの違い、というような話なのかなあ?みたいな。
『現代オカルトの根源』を読んだ時も思ったのですが、結局マニア間で伝わる情報が、大衆へ流れ出たあとの伝わり具合、というか、そんなものを、『UFO手帖』を読んだときにも感じたわけですね。
『プラダを着た悪魔』でも解説されていた、情報の流れ方、というものでしょうか。
まさに流通そのもの、というやつですわ。情報の流通。

関係ないけど流行通信て雑誌、今でもあるのかな?あれ略したら流通じゃん。Σ(゚Д゚)

具体的にどういうことかというと、UFO研究家がある仮説を唱えたとします。
それを本にして発表しました。お好きな方にはたまらない情報なので、まず同じような研究者とか、私のような好事家が読みます。
すると研究者や好事家のネットワークでまず情報が広がります。
面白い、楽しい、興味深い、けしからん!
色々な感想が出ますよね。

そして、その研究者や好事家の人達は、別のネットワークにもそれらの情報を伝えます。
当たり前ですが人間は一つのネットワークでつながっているわけではありませんので、UFO好き以外のネットワーク、例えば親しいと思われるのはSFだとか、今の日本ならオタクだとか、そういった別のネットワークにも情報が伝わります。
もっと身近なネットワークを上げるならば、家族など、常日頃から一緒に暮らしていて、そして興味を同じくする人達であれば、もっと色々話し合ったりすると思いますので、当然情報は伝わります。
この、複雑に入り組んだネットワークに、もっと全然関係のない宗教や哲学分野の人達や、もっと別の他の学問分野の人達なんかがいたとします。
当然伝わります。
というか、順序が逆であっても、特に文化や民俗、宗教なんかはわざわざ伝えなくても、すでに暮らしの風習や習慣として染み付いている場合があるので、それ以上に色んな情報が、一人の人間の中には溢れかえっているわけですよね。

だけど、まあ、たまたま、一つの具体例として考えます。
つまり、UFO研究家からSF作家に伝わって、そうしてその作家の小説を読んだ読者がオカルトに興味があって、そしてたまたま霊能者や占い師などという、他人からの相談を受ける立場の人であった、と仮定します。
故意にせよわざとじゃないにせよ、影響を受けた情報というものが、ずーっとそうやって回っていく可能性が考えられますよね。

特にUFO現象などというオカルト分野だと、やっぱり好きな人じゃなきゃわざわざ本を読まないし、マニアの間でしか流通しない、なんてことも往々にして起こりうる。
するとその情報はマニアの間でしか流通しなくなる。とはいえ、人間にはつきあいってものがありますから、別のネットワークにもいつの間にか静かに侵攻していたり。

……だんだん何が言いたいのかずれていく気がするのでぶっちゃけますが、つまり、ニューエイジのやつらがUFO現象のいいとこだけ拾って自分の主張に使ってんだよ!……ってゆー話。
すげーしみじみ感じちゃった。

ニューエイジは今じゃスピリチュアルとうまい具合に混ざってますけど、それらを混ぜていった過程も見てきているので、あたしゃほんとに「人生ってやり口次第だなあ」って思うわけですけどね。

コンタクティの人達がわざと他人を騙そうとしてるとか、そういう話じゃないですよ。
結局人間て自分の信じている世界観を補強するために、色んな情報で塗り固めていくわけで、それらが上手く混ざっていく段階に、色々な情報があるのだな、って話。
うん、ほんと、ヒトって情報でできてる。って思うわけですわ。

さらにそれに続けて思うこと。
情報って媒体の間で流通してるんだけど、ヒトってのはそれらのうちの自分がいちばん吸収しやすいところからしか入力してない。
本が好きな人は読むことでしか自分のものにならないし、ラジオが好きな人は耳から自分に必要な情報を入力しているし、テレビが好きな人はそこからしか情報を受け取らない。
そういう人が圧倒的に多数なんだな、って、つくづく感じる。
まあそのほうが楽だから、それでいいと思う。
今なんかこれに加えてネットがあるから、それぞれが自分に適したところからしか情報を受け取らなくなっても仕方ないと思うのよね。情報多すぎるし、それを取捨選択するのも必要だ。

だけどこれを乗り越えてくる人もいるわけ。
大勢よりも楽に多くの情報をより分けて、必要なものを組み立てていく人が。
それは個人の能力の差だからしょうがない。
そしてそれが昔から媒体として機能してんだな、って思う。

んで、そういう媒体としての能力が高い人達が、コンタクティだ教祖だなんとかだ、つって出てきて、ブログ書いたり本出したりテレビ・ラジオに出たりする。
媒体能力が高い人達は色んな媒体から自分に必要な情報を入力してるから、これらの複数を組み合わせてる。けど、受け取るだけの側にいる人達は、残念ながらそこから一つか二つくらいしか選べない。これも個人差。

で、ですよ。

例えば、まあ私がこうしたUFO現象本を読みますよね。ヴァレなんざ英語の本しかない、っつーくらいのマニアックな人です(意味が違うがw)から、そうそう誰でも読まない。
だけど私がたまたま英語ちょっとわかるくらいでも頑張って読んで理解したとしますわ。
そしたらヴァレの感想をツイキャスとかで話したとしますよね。

はい、ここ。

ヴァレさんはヴァレさんの見地で出力してます。
それは英語です。私は頑張って読みますが、せいぜい3割くらいしか理解してません。
その私を通って日本語で、しかも文字じゃなく話し言葉で皆さんに伝えます。

どうですか、何か変わっていたとしてもなんら不思議じゃない要素がたくさん経由されてんの、わかりますよね。

ふぅ、人間てそれぞれが一人ひとり媒体となって情報を伝えてるんですよ。
ああめんどくさいw

まあそんなわけなので、それを実感するのも考えてこうして伝えるのも、ものすごくめんどくさいw

これに気づいたのは政治についての話を色々聞いていたりしたからです。
人間て理解できるのは、やっぱり他人が話していることなんですよね。
話し言葉。
まあ当然なんですけども。
だから、テレビだと話している人の様子もわかるから、余計に理解が深い。
常日頃行っている情報伝達の、一番簡単でわかりやすい方法ですわ。テレビが大勢に見られているのも当然ですよね。だってわかりやすいんだもん。

こうした情報伝達の手段って、テレビの前はラジオだったわけですけども、テレビよりは受ける側の人間は少ない。そして新聞や本の活字になると、もっと減る。ネットは、どのくらいでしょうか。
新聞や本よりは多いくらいかな。

この、流通している情報が少ない(受け手が少ない)ってのも、一つのポイントがありまして、まずそこで選別される、ということですね。
文字はまず読めないといけない。(識字だけじゃなくて、老眼とかw、目が見えるかってのも含めて)
これがすごいネック。
なので、文字が読めるというだけで、文字が読める人同士だけが流通させられる情報がある。
それを知っている人が、次に大きな場所へ情報を流す。
この場合は単純にテレビとしますけど、本からテレビへ流れる。

ま、そゆことなんですわな。多くは語らないw
つかだんだん面倒になってきたw

ほんでまあ世の中って、思った以上にアホのほうが多いので、こういうのに簡単に流されるんですよ。残念なことに。
というか、アホが多いから賢い人が儲けられて、賢い人は数が少ないので少数の富裕層が出来上がる、ってわけで、人間社会ってのはほっといたらそうなるものなので、それが自然といえば自然な生き方なんでしょうけどもねえ。

中間層って政治的に維持しないと厚くならないんだって。

まあそんなわけなので、上の方に立ってあれこれしたいなら情弱どもを操れよ、ってゆー話になって、そこが政治なのよ、みたいな。
じゃあ情弱じゃないけど上流でもない人はどうすりゃいいのか、つったら、徒党を組んで票で政治家の横っ面殴れ、っつー話らしいですわ。
面白いよね、政治w つか民主主義、か?w

というようなことをツイキャスで言い忘れたのでここに書いています。
わざわざ文字にした、ということは、それなりにこの話を知るであろう人達を選別している、ということですw(気づいてねw)

なんてね、書こうと思ってね、久々にBlogger開いたら、ダッシュボードが変わってて、なんじゃこりゃ思いっきりオカばたのアーカイブブログと間違えそうなUIじゃねーの?!ってなったわね。
前回の記事の日付みたら、6月だったので、あらまあ半年も放置してたんなら、そらUI変わってもしょうがねえか、ははは。ってなったわ。
はてなブログもリマインダ来なくなったし(放置してるからだけど)、こういう長文も読まれない時代になりましたね。ふふふ。

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